• 対話のために――「帝国の慰安婦」という問いをひらく

    「対話のために――「帝国の慰安婦」という問いをひらく」

    不毛な〈訴え〉を終わりにしたい。
    〈正義の争い〉から「冷静な対話」へ。

    朴裕河著『帝国の慰安婦』は、「慰安婦」認識において、なぜ、これほど論争的な書となってしまったのか。その評価は妥当なのか。 「帝国の慰安婦」という考え方を通した「慰安婦」問題へのアプローチの可能性を提示する。

  • 金達寿とその時代―文学・古代史・国家

    「金達寿とその時代―文学・古代史・国家」

     廣瀬陽一(ひろせ・よういち)

    小説から古代史研究まで、初の総合的な金達寿論。

    2017年は没後20年。戦後の日本と朝鮮半島の関係を知ろうとすれば、けっして忘れてはならない在日朝鮮人作家で、古代史研究者である、金達寿の初の本格的研究。金達寿研究の基礎文献として高い評価を得ている力作論考。

  • パク・ミンギュ『カステラ』

    「パク・ミンギュ『カステラ』」

     ヒョン・ジェフン 斎藤真理子[訳]

    増刷出来!! お待たせしました。
    祝!!!「第1回 日本翻訳大賞」大賞 受賞作
    こんな面白い小説が隣国にあった!!
    【選者】金原瑞人・岸本佐知子・柴田元幸・西崎憲・松永美穂の各氏が最も賞賛した翻訳書。

    現代韓国の人気作家・パク・ミンギュのロングセラー短編小説集『カステラ』。 日本語版には特別に「李箱文学賞(イ・サン文学賞、日本の芥川賞と並び称される)受賞作」の「朝の門」を収録。

  • 震災と治安秩序構想 大正デモクラシー期の「善導」主義をめぐって(2012年度 藤田賞受賞)

    「震災と治安秩序構想 大正デモクラシー期の「善導」主義をめぐって(2012年度 藤田賞受賞)」

     宮地忠彦

    1.17(阪神・淡路大震災)そして3.11(東日本大震災)を忘れないために、9.1(関東大震災)を忘れないこと。
    震災の歴史を忘却してはいけない。
    過去の震災を想起することが、現在の震災を歴史の忘却=風化から救う。それは、過去と現在の震災犠牲者を弔うことである。

    関東大震災下の「朝鮮人虐殺」はなぜ起こったのか。多くの民衆が犠牲になったのみならず、流言蜚語とストレンジャー意識から多数の朝鮮人・中国人が自警団に殺害された。なぜ、治安当局=警察当局は自警団の暴走を阻止できなかったのか。 アメリカ・韓国での史料調査の成果もふまえ、気鋭の研究者が、いまその謎を解き明かす。

  • 佐藤泰志作品集

    「佐藤泰志作品集」

     佐藤泰志

    収録作「きみの鳥はうたえる」映画化決定!!!
    佐藤泰志ブームはこの本から生まれた!
    「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」映画原作を収録。
    年譜・著書目録まで含む。
    この作品集を読まずして、佐藤泰志は語れない。

    近年の佐藤泰志ブームのすべては、この作品集から始まった。 単行本未収録作品を含む主要作品と、詩・エッセイまでを収録。 ◆「収録作「きみの鳥はうたえる」映画化決定!!!」

新刊案内

在日総合誌『抗路』第4号
本の詳細・お問い合わせ

「在日総合誌『抗路』第4号」

  • 定価(本体1500円+税)
  • A5 判
お待たせいたしました。4号刊行です。
特集「在日」のクニ
小特集「激動する朝鮮半島」
  • 目次を見る
  • 案内チラシ
【執筆者】
趙博
「解題:在日のクニ」
内海愛子「戦後日本の平和主義と『朝鮮』―残された植民地朝鮮の清算
姜信子「私はいま脱出の途上にある
朴才暎「朝鮮と明治150年」
呉光現
猪飼野の外を触れる
李哲
「ある在日政治犯死刑囚の断想
岡本朝也
「国境線のこちら側で
宋君哲
「望郷の丘
朴銀姫
「ミサイルとサード(THAAD)の狭間で―尹東柱とその後裔たち
金迅野
「歓待し、歓待される場を願って―マイノリティ宣教センターのこと
尹健次
「『在日』にとって普遍性とは何か
丹羽雅雄
「大阪朝鮮高級学校無償化裁判の意義と課題
川瀬俊治
「核保有国が他国の被害を『告発』する時代
鄭甲寿「国民国家を超えて
栗原佳子
「『南の島』で起きていること
[小特集・「激動する朝鮮半島]
崔正勲―「朝鮮半島核危機の終わりのはじまり―国際関係理論の観点からの示唆」
編集部―「韓国大統領選挙・インタビュー取材」
文京洙―「韓国において"進歩"とは何か―文在寅新政権の行方」

[インタビュー]
ちゃんへん(プロパフォーマー)―「好きなことで1番になりなさい」
きむ・きがん(一人芝居)―「在日一世を演じる」

[詩・短歌]
金時鐘「ゆらめいて八月・うすれる日日」
凜七星「一詠日和〈一〉」
丁章「このクニのかたち」
石川逸子「風がきいた」

[映画エッセイ・書評]
成川彩「映画『東柱』から『朴烈』」
岸野令子「私と韓国・朝鮮映画」
伊地知紀子「中村一成著『ルポ思想としての朝鮮籍』書評」

[尹東柱生誕100年]
柳時京「詩人尹東柱の100歳を記憶する」
上野都「尹東柱詩集『風と空と星と詩』翻訳余話」

[コラム]
山本友美「熟柿」
鄭貴美「月を眺めながら」

[小説]
方政雄「指のしるし」

[表紙のことば]
金愛子(表紙絵画家)「平穏な心の日々――」

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[編集委員](五十音順)
呉光現 川瀬俊治 趙博 鄭甲寿 丁章 朴才暎 文京洙 尹健次

対話のために――「帝国の慰安婦」という問いをひらく
本の詳細・お問い合わせ

「対話のために――「帝国の慰安婦」という問いをひらく」

  • 定価=1900円+税
  • 四六版 336頁
「慰安婦」認識において、様々な議論を呼び起こしている朴裕河『帝国の慰安婦』。その問いかけに、どう向き合い、そこから何をくみ取ればよいのか。今あらためて、各分野の論者たちが、それぞれの専門領域に引き寄せ、その要点を明らかにする。
不毛な〈訴え〉を終わりにしたい。
〈正義の争い〉から「冷静な対話」へ。

朴裕河著『帝国の慰安婦』は、「慰安婦」認識において、なぜ、これほど論争的な書となってしまったのか。その評価は妥当なのか。
「帝国の慰安婦」という考え方を通した「慰安婦」問題へのアプローチの可能性を提示する。

  • 目次を見る
  • 案内チラシ

本書の韓国語版が刊行されました。

【編著者】
西成彦(比較文学)「戦時性暴力とミソジニー―芥川龍之介『藪の中』を読む」
小倉紀蔵(韓国思想)「慰安婦問題における人間と歴史」
浅野豊美(国際政治)「普遍的価値の国民的価値からの独立と再融合への道」

【執筆者】
上野千鶴子(社会学)「『帝国の慰安婦』のポストコロニアリズム」
加納実紀代(女性史研究)「「帝国の慰安婦」と「帝国の母」と」
熊谷奈緒子(国際関係)「朝鮮人「慰安婦」をめぐる支配権力構造」
天江喜久(台湾近現代史)「他山の石―台湾から『帝国の慰安婦』問題を考える」
藤井貞和(詩人・日本文学)「『からゆきさん』と『帝国の慰安婦』」
東郷和彦(国際政治・元外交官)「外交官の目で読む『帝国の慰安婦』」
四方田犬彦(比較文学)「より大きな俯瞰図のもとに―朴裕河を弁護する」
中川成美(日本近現代文学)「国家と性―文学を通して『帝国の慰安婦』を読む」
熊木勉(朝鮮現代文学)「韓国文学から見た慰安婦像、その記憶の形成」
中山大将(北東アジア地域研究)「なぜ「数」を問うのか?」
外村大(日本近現代史)「慰安婦をめぐる歴史研究を深めるために」
金 哲(東アジア近現代文学)「抵抗と絶望―主体なき主体に向かって」

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執筆者・中山大将氏による本書刊行案内

既刊案内

対話のために――「帝国の慰安婦」という問いをひらく

朴裕河著『帝国の慰安婦』は、「慰安婦」認識において、なぜ、これほど論争的な書となってしまったのか。その評価は妥当なのか。 「帝国の …

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金達寿とその時代―文学・古代史・国家

2017年は没後20年。戦後の日本と朝鮮半島の関係を知ろうとすれば、けっして忘れてはならない在日朝鮮人作家で、古代史研究者である、 …

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在日総合誌『抗路』創刊!

在日コリアンは存在し続ける。その存在を忘れ、ないがしろにしようとする勢力に抗うために、いま何が必要なのか。ともに考えるための材料を …

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新装新版『戦後日韓関係 国交正常化交渉をめぐって』

相互信頼を必要とする隣国・日韓。にもかかわらず、現在においてもなお、さまざまな問題が招来し続ける。その原因はどこにあるのか。その問 …

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東アジア地域主義と韓日米関係

東アジアの戦後力学を理解する上での格好の図書。アメリカ・日本・韓国は戦後をどう構想したのか。それが現在にどう継続されているのか。い …

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新装新版『日韓交渉 請求権問題の研究』

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まちの力 ひとの力 《変える 試みる》 小金井の人たち

東京武蔵野の小金井市の「まちの魅力」を、そこに住み活動する人々の営みから紹介する。 小金井市を隅々にわたり知り尽くした著者による地 …

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  • クレイン日記 - 図書出版クレインの日々の記録
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