TOP > 書評・ニュース

書評・ニュース書評・ニュース

「金達寿 没後20年」シンポジウムは盛況のうちに終了いたしました。 

「金達寿 没後20年」シンポジウムは盛況のうちに終了いたしました。
9月16日の土曜日に法政大学市ヶ谷キャンパスで開催されました、「金達寿 没後20年 小説家として 古代史家として」シンポジウムは、100名近くの参加者を得て、無事に終えることができました。当日は、天候が不安定であったにもかかわらず、多くの方々にお集まりいただき、誠にありがとうございました。

「日本と朝鮮の関係をより良いものにしたい」と格闘した金達寿の軌跡の一端が垣間見える時間になったように思います。そのことが共催者としてなによりもうれしいことでした。また、共催いただきました法政大学国際文化学部、特に高柳俊男、内山政春の両氏には、当日を迎えるまでに様々にご尽力いただきましたことを、あらためてお礼申し上げます。

当日は、まず主催者として内山氏の挨拶のあと、私から当シンポジウム開催の経緯について簡単に触れ、その後、発言者の講演に移りました。
トップバッターは、廣瀬陽一さん。今回のシンポジウム開催の直接的な契機となった書籍『金達寿とその時代』の著者です。廣瀬さんからは、金達寿の生涯とその知的活動をコンパクトに紹介いただきました。そして金達寿は、小説と古代史研究、その他ジャーナルな文章や社会活動を通して、学問領域を越えたネットワークを作り、そして朝鮮と日本という民族の垣根を突き崩す言説空間を開拓したと結論づけ、彼のその知的遺産を、現在の混迷する日本と朝鮮との関係にどのように生かしていくのか、という課題を提示されました。

二人目は、佐藤信行さん。佐藤さんは、「季刊三千里」の編集者として金達寿とどのように付き合い、そこから何を学んだのか、ということを話されました。佐藤さんにとって「季刊三千里」は、まさにご自身が卒業することのなかった大学にひっかけて「三千里大学」であったと表現され、多くのことをその時期に学んだと懐かしそうに振り返られました。そして「季刊三千里」がなかったとしたら、その後の日韓・日朝、在日問題はどのような展開になっていたか。そのことをあらためて考えてみることを提起されました。現在、ご自身は、福島第一原発事故で避難を余儀なくされている外国籍住民の支援活動に尽力されています。現在の活動は、過日の「季刊三千里」での活動の延長線上にあるものでしょう。

三人目は、文京洙さん。現在、立命館大学の特任教授。文さんは弊社で『在日朝鮮人問題の起源』を刊行されています。文さんと金達寿との付き合いは、「季刊三千里」の後継雑誌といってもよい「季刊青丘」の編集委員を文さんが務めたことによって始まります。文京洙さんのお話しは、金達寿がさまざまに批判され、また困惑もさせられた組織=朝連(在日本朝鮮人連盟)から総連(在日本朝鮮人総連合会)は、金達寿にとって「祖国」といってもよい存在で、自身の精神的な拠り所であったということでした。文さんの話からは、かつて、在日社会において、善かれ悪しかれどれほどの権威と影響力を在日組織が持っていたのか。そのことを再確認することができました。組織への評価は現在時点の価値観からおこなっていては、的を射たものとは言えないでしょう。また、そうした金達寿の組織観の対比として、金石範氏の組織観を紹介されました。それは一言で、「〈神〉としての組織」ということでした。「〈祖国〉としての組織」vs.「〈神〉としての組織」。たいへん興味深いテーマを提示いただきました。

四人目は、高柳俊男さん。法政大学国際文化学部教授。在日朝鮮人研究、北朝鮮帰国事業研究がご専門です。金達寿は、1971年から数年間、法政大学文学部で講師をしていました。おそらく新日本文学会系の作家であった中野重治など数人の作家と作品を論じたのではないかと思われます。それゆえ、会場となった法政大学は金達寿にとって縁浅からぬ場所でもあり、高柳さんは、「金達寿と私と法政大学」というテーマで話されました。同じく法政大学で教えていた、著書『オンドル夜話』で知られている尹学準を、金達寿は後輩としてたいへんに応援しました。就職まで世話をしたようです。しかし、晩年は関係が決裂したこともあり、尹も金達寿のことについては、多くを語らなかったようです。また、高柳さんは、NHKでの朝鮮語講座の開設を要望する署名活動に参加した思い出を、金達寿とからめて話されました。そもそもNHKの朝鮮語講座開設の運動は、金達寿と哲学者の故・久野収さんとの「季刊三千里」誌上での対談がきっかけで生まれました。若き頃に高柳さんは「季刊三千里」の事務所に出入りし、雑誌の発送のお手伝いもされていたそうで、金達寿の自宅にも伺ったそうです。そんなお話しを通して、「朝鮮を正しく知ることの意義」の重要性を提起されました。

最後の五人目は、呉文子さんです。呉さんは、雑誌「日本のなかの朝鮮文化」以降の金達寿の表現活動の同志であり、同伴者とも言える李進熙氏のお連れ合いです。ですので、金達寿とは長年にわたってお付き合いされてきました。両親を早くに亡くした金達寿の不遇な家庭環境が、自身が家庭を築くうえでの枷になったこと。息子との親子関係の破綻が、金達寿のその家庭環境に由来することなどについて話されました。また、あれほど信頼し精神的な拠り所であった組織からの執拗な批判によって、金達寿はたいへん傷ついたということでした。そのお話しは、ご自身のお連れ合いであった李進熙氏が、また同じように総連=組織から批判されたときに、李氏がどのような精神状態であったのか容易に想像されました。呉さんは、1991年に在日女性同人誌「鳳仙花」を創刊し、以降、在日女性の表現活動をご支援されてきました。当初、今回のシンポジウムでお話しいただきたいとの当方からの依頼に対して、私が話せるとすれば、ただ単なる思い出だけなので、それではシンポジウムの価値を下げることになりはしないか心配だとおっしゃっていました。それに対しては、今回のシンポジウムは学術的なものではなく、没後20年の今、金達寿をそれぞれが偲ぶ機会にしたい、とのこちらの要望をお伝えして、ようやく講演をお引き受けくださいました。呉さんのお話しからは、金達寿の知られざる一面が伝わり、今回のシンポジウムでは必要な内容のお話しでした。呉さんにあらためて感謝申し上げます。

以上、シンポジウムのご報告をさせていただきました。

繰り返しになりますが、当日は、100名近くの方々にお越しいただきました。当初、どれぐらいの人数の方がお越しになるかまったく予想がつかず、十数人でもいい、アットホームな会になればそれだけでも意味のあることだと腹を括っておりましたが、こんなに多くの方々にご参加いただき、たいへんうれしいことでした。
今回のシンポジウムでは、金達寿の人物像を振り返ることで、彼を偲ぶことに重点が置かれていましたので、学術的な問題、例えば、在日朝鮮人文学の中での位置、古代史研究の評価など、まだまだ金達寿を考えるうえでのテーマは存在しています。いつの日か、このようなテーマを話す機会をつくりたいと思います。その折にはどうか皆さんご参加ください。

「金達寿没後20年シンポジウム」のご案内 

「金達寿没後20年シンポジウム」のご案内
「金達寿没後20年シンポジウム」を開催いたします。

以下、詳細をご案内いたします。
ぜひ、お越しください。

「金達寿 小説家として 古代史家として 没後20年」

【開催趣旨】
金達寿没後20年である2017年という区切りの年に、彼の知的活動の足跡を振り返るとともに、彼が日本社会と在日コリアン社会の両方に残した知的遺産を新たな視座でとらえ、共有して引き継いでいくための機会をつくります。そしてこの機会を通じて、悪化の一途を辿っている日本と日韓・日朝関係、「嫌韓」やヘイト・スピーチなどの形で顕在化している日本社会が忘れ去ってしまった、両国・両民族の連帯と共生の可能性を、問い直すことを目指します。

日程:9月16日(土曜日)
場所:法政大学
市ヶ谷キャンパス外濠校舎 S307教室
時間:14時~18時
(17時過ぎから質疑応答)
参加費:無料、事前申し込み不要
共催:法政大学国際文化学部・図書出版クレイン

【発言者】
高柳俊男氏(金達寿と私と法政大学)
文京洙氏(金達寿と在日組織運動・文化人)
廣瀬陽一氏(金達寿の全体像)
呉文子氏(金達寿と李進熙)
佐藤信行氏(金達寿と雑誌『季刊三千里』)

【会場からのコメント(予定)】
阿部英雄氏(『日本の中の朝鮮文化』編集者)
柏原成光氏(『金達寿小説全集』担当者)ほか

【『対話のために』】公開書評会がおこなわれました。 

【『対話のために』】公開書評会がおこなわれました。
7月21日の金曜日に早稲田大学において、【『対話のために』「帝国の慰安婦」という問いをひらく】の公開書評会がおこなわれました。韓国から『帝国の慰安婦』の著者・朴裕河さんもゲスト参加され、執筆者を含め70名ほどの参加者がありました。

早稲田大学で開催されたのは、本書『対話のために』の編者のお一人である浅野豊美さんが教鞭を執られていることもありますが、同氏は今後、【和解の創成】をテーマに研究をされていく予定であることも、今回の開催につながったようです。

会は和田春樹さんと紅野謙介さんからの、「慰安婦問題」と本書に対する短評からはじまりました。和田さんからは、「アジア女性基金」で要職をつとめられたご本人の体験談を中心に、この間の「慰安婦問題」の流れが話されました。朴裕河さんの『帝国の慰安婦』が政府関係者に一定の影響を与えたであろう、という言葉には若干の驚きがありました。
また、紅野謙介さんは、文学研究と歴史実証主義のせめぎ合いの問題が文学研究者としてのご自身のポジションからお話しされました。文学研究は実証主義史学にどう影響を与えるのか、いや、与えられるのか。そもそも文学表現は歴史たり得るのか(小説は歴史的事実なのか)という設問だと思います。紅野さんのご意見では、文学の自省を強く求められているようでしたが、これには異論もあることでしょう。事実、朴さんや、著者の中川成美さんからは、その紅野さんの意見に対して違和感が表明されました。
さらに、紅野さんからは、「慰安婦問題」の進展具合と「水俣病」の認識過程とを対比した議論も提起されました。あらためて考えてみるべきテーマだと思います。

著者としては、西成彦(兼・編者)・外村大・中山大将・上野千鶴子・熊谷奈緒子・熊木勉・四方田犬彦・中川成美の各氏にお越しいただきました。
西さんからは、『帝国の慰安婦』批判ばかりが横行する中で、その状況を是正したいという思いから、この論集『対話のために』を編んだことが語られました。外村さんからは、文学研究をどのように取り入れるのかという歴史研究者への問いかけを本書を通してしたいのだということ。中山さんからは、「慰安婦問題」についての場外乱闘をもうやめようではないかということ。上野さんからは、生存者のエイジェンシー(主体)は時と場所の違いにより、ゆれ動くものであり、フォーマットなき「語り」の可能性を追求していきながら、「慰安婦問題」から/の外に展開していきたいとの希望が語られました。熊谷さんからは、「強制性」ということを共通のテーマにして、戦争被害者の問題を考えていきたいということ。熊木さんからは、「慰安婦問題」を暴力性の観点だけからではなく、個々の「慰安婦」の抱えたであろう「恥ずかしさ」ということも念頭において、本書を執筆したということでした。また、熊木さんからは、「慰安婦」を扱った同時代の文学作品が思いのほか少ないとの発言がありました。私個人の思いとしては、熊木さんのテーマがとても興味深いものでしたので、もっと多くの同時代の「慰安婦」に関する文学作品を紹介してほしいと思っていたものですから、少しばかり残念でした。四方田さんからは、日本映画の中では、戦後すぐから「慰安婦」をテーマにした作品を作ろうと奔走した映画監督・黒沢明・吉村公三郎などの話が紹介されました。また「慰安婦問題」と「拉致問題」をクロスして考える必要について訴えられました。そのほか「少女像」の将来に対して日本の「お地蔵様」に比したお話しは、一笑にはふせない説得力がありはました。中川さんからは、小説家・田村泰次郎の作品を例に、文学は「虚構」ではあるが、けっして「噓」ではないと語られ、そのことを歴史的史実と文学作品を混同することの危惧に対する反論とされていました。
そして、ゲストの朴裕河さんからは、『帝国の慰安婦』が訴訟沙汰になった理由について話され、それはけっして本の中身のことだけが理由ではないということの説明がされました。では、その理由はなにか。朴さんによれば、それは「慰安婦問題」の解決のための日本の「法的責任」を認めていないからだとのことでした。そして『帝国の慰安婦』が日本の読者に受け入れられたことを、なぜ否定されなければならないのか、受け入れられる本であってよかったと言われました。朴さんのお話しからは、これまで知られていないことが多々あり、参加者にも貴重な時間となったのではないでしょうか。

以上、書評会の報告をさせていただきました。当日、ご参加いただきました皆さま、どうもありがとうございました。

『対話のために』公開書評会のご案内 

編者の西成彦氏の案内文を掲載させていただきます。

【公開書評会のお知らせ】

『対話のために 「帝国の慰安婦」という問いをひらく』(図書出版クレイン)が刊行されてから、二ヶ月になります。
同書は、6月に韓国版(プリワイパリ社)も完成しました。

国家間、国民間、市民間の対話は、まだまだこれからではありますが、朴裕河さんの『帝国の慰安婦』(朝日新聞出版、2014)を手掛かりにした新しい対話の糸口を多方向へと導くべく、下記の催しを企画しました。
まず『対話のために』をお読みの上、今後の対話の深まりに希望を見出したいという私たちの考えに共鳴していただけた皆さんには、広く参加を呼び掛けたいと思います。

◆日時:7月21日 (金)午後6時~9時

◆場所:早稲田大学早稲田キャンパス3号館701教室

◆参加予定者:浅野豊美、西成彦ほか、執筆者多数

◆書評者:梅森直之(司会を兼ねて)、紅野謙介、和田春樹ほか

◆特別ゲスト:朴裕河

[趣旨文]『対話のために 「帝国の慰安婦」という問いをひらく』(図書出版クレイン、2017年5月)の出版が、つい先日行われました。これは、さまざまな人間関係の経緯や行き掛かり、そして政治的な立場を超えて、慰安婦問題をはじめとする歴史認識問題に新たな対話の糸口を開かんとするものです。韓国から朴裕河さんをもお呼びして、和田春樹先生はじめ識者の皆様からの書評をいただきつつ、それを糸口に、和解に向けたより深い対話のあり方を考えたいと思っております。ぜひ、皆様の積極的なご参加をお待ち申し上げます。(浅野豊美、西成彦) 

『対話のために』の韓国語版が出来上がりました。 

『対話のために』の韓国語版が出来上がりました。
5月に刊行した『対話のために「帝国の慰安婦」という問いをひらく』の韓国語版がプリワイパリ出版社から刊行されました。
プリワイパリ出版社は朴裕河さんの『帝国の慰安婦』を刊行した出版社です。

さて、韓国語版が事務所に届きましたので、ご紹介させていただきます。
それにしても、日本語版が刊行されて1カ月後の韓国語版の刊行というのは、すごいスピードです。翻訳の皆さま始めたいへんにお疲れ様でした。
6月16日に開始された朴裕河さんの控訴審に好影響を与えてくれることを祈念しています。

雑誌『点 線 面』の取材を受けました。 

雑誌『点 線 面』の取材を受けました。
3月16日(木)に雑誌『点 線 面』の取材を受けました。当誌は、編集者の立花さんがお一人で発行されているリトルプレスです。現在までに3号出されており、次号の4号で韓国の現代小説を紹介したいということで、『カステラ』刊行までのいきさつなどについて話しまし
た。
また、東京外大の大学院生・吉良佳奈江さんから教えてもらった、韓国の外国籍住民・滞在者をテーマにした「移民文学」について触れることもでき、うれしい時間でした。ただ、それがテキスト化されるかどうかは不明ですが(笑)。

ちなみに次号のタイトルは「詩歌ソウル 今だから知りたい・リスペクトしたい韓国文化」です。どうですか、面白そうでしょう。
ぜひ、ご購入をお願いします。

なに、ということは、弊社刊行の雑誌『抗路』の1号先を行ってるということじゃないか。
立花さん、お互い頑張りましょう。

『週刊読書人』7月22日号に「金達寿とその時代」が紹介されました。 

『週刊読書人』7月22日号に「金達寿とその時代」が紹介されました。
『週刊読書人』7月22日号の「2016年上半期の収穫から」アンケートの中で、成田龍一氏(日本近現代史研究)に『金達寿とその時代』を取り上げていただきました。ありがとうございます。その紹介文を掲載いたします。
これからも、本書が、なにかの形で書評に取り上げていただくことを願っています。なにしろほんとに力作ですから。

日本と朝鮮半島の関係を見つめ直し、今後、決して「近くて遠い」関係にしないためにも、あらためて「金達寿」という人物とその思想、そして彼の探究した「日本のなかの朝鮮文化」について考えることは、必須の作業だと考えます。

月刊『HMV&ローソンチケット』で「カステラ」が紹介されました。 

月刊『HMV&ローソンチケット』で「カステラ」が紹介されました。

月刊『HMV&ローソンチケット(no.65)』で「カステラ」が紹介されました。エア本屋「いか文庫」店長のオススメ本としてです。その記事を掲載いたします。当誌は全国のローソンとHMV店舗で、8月14日まで無料配布されています。手に取られることがありましたら、ご覧になってみてください。
そして、まだ「カステラ」をお読みでない方がおられましたら、ぜひ、お読みください。ほんと面白いですから。

共同通信配信のクレイン代表・文弘樹の紹介記事 

共同通信配信のクレイン代表・文弘樹の紹介記事
共同通信社の阪堂博之さんによる、クレイン社主・文弘樹のインタビュー記事を掲載いたします。インタビューでは、自身の在日の歴史と人生について、力点を置いて話させていたただきました。ここに掲載しているのは、4月23日付の山形新聞の記事です。今回の取材を通して、自分が出版を通してなしたいことが、明確になりました。ただ、その道行きは険しい険しい、ということも確認したところです。
阪堂さん、そして写真を撮影いただいた相澤さん、どうもありがとうございました。

これまでのところ(5月25日時点)、「京都新聞」「大分合同新聞」「徳島新聞」「新潟日報」「熊本日日新聞」「信濃毎日新聞」にて紹介いただいています。

ちなみに、記事は、共同通信配信ですので、まだこれからも、各地方紙に掲載される可能性があります。皆さまの地元紙に掲載されるようなことがありましたら、一読いただければ幸いです。

『英語で読む村上春樹』4月号で『カステラ』が紹介されています。 

『英語で読む村上春樹』4月号で『カステラ』が紹介されています。
NHKテキスト『英語で読む村上春樹』4月号で、パク・ミンギュ著『カステラ』が紹介されています。評者は翻訳家の都甲幸治さんです。
『カステラ』は村上春樹の手法を引き継いでいるという趣旨の文章です。冒頭の一部分を掲載させていただきます。
実際のところ、昨年パク・ミンギュ氏が来日した折に、講演の場で、村上春樹の影響について話されていました。たしかに影響を受けたということです。そして、好きな作家の影響を受けない創作者などいるのだろうか、と発言されていたことが強く印象に残っています。

2016年1月16日『朝日新聞』別刷り「be」掲載佐藤泰志紹介記事 

2016年1月16日『朝日新聞』別刷り「be」掲載佐藤泰志紹介記事
2016年1月16日『朝日新聞』別刷り「be」の佐藤泰志紹介記事を掲載いたします。
掲載するのは、『佐藤泰志作品集』の関連箇所です。
執筆は中島鉄郎記者。中島さんは、一昨年に亡くなった中川六平さんの友人でもあり、『朝日新聞』で中川さんの追悼文も書かれています。過日、事務所まで取材に見え、いろいろなお話しをさせていただきました。またひょんなことから競馬ファンでもあることを知り、意気投合いたしました。中島さん、函館での取材を含め、どうもお疲れ様でした。

2016年1月6日『毎日新聞』夕刊の『抗路』紹介記事 

2016年1月6日『毎日新聞』夕刊の『抗路』紹介記事
2016年1月6日の『毎日新聞』夕刊の『抗路』紹介記事を掲載いたします。
まだまだ紹介をいただいております。ありがとうございます。
現在、第2号を進行中です。5月刊行予定。どうぞご期待下さい。

新年(2016年)おめでとうございます 

新年(2016年)おめでとうございます
2016年の業務を1月4日より開始いたしました。
昨年の『カステラ』の日本翻訳大賞の受賞に匹敵するニュースを目指して本年も進んでまいります。
みなさま、本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

『抗路』が朝日新聞(2015年10月21・22日夕刊)で取り上げられました。 

『抗路』が朝日新聞(2015年10月21・22日夕刊)で取り上げられました。
『朝日新聞』2015年10月21日と22日の夕刊で『抗路』が紹介されました。21日は西日本、22日は東日本です。執筆は中野晃記者。中野さん、取材どうもありがとうございました。その甲斐あって、多くの問い合わせ・ご注文をいただきました。
その意味では、これからいただくご意見や批評が言葉の本来の意味において、大切なものになると思います。

なぜなら、ご注文いただいた方々は、在日・日韓・日朝韓問題に以前から興味をお持ちの方々で、これまで、その関係の書物に触れられているはずだからです。

『抗路』刊行当初には、本誌の執筆者の顔ぶれだけを見て、自己の予断での印象批評のいくつかをいただきましたが、それは、まあ、ありがたく頂戴いたしますが、本来的には何の意味も持たないものでした。

さて、今後、どのようなお声をいただくか。楽しみです。それがどのような声であっても。

最後に、この間、本誌の刊行継続を希望されるお声を多くいただきました。つまり、在日をテーマにした刊行物の存在を待ち望まれている方々がおられることを、今回の記事によって知ることができました。その意味でも、今回の朝日新聞の紹介記事は、たいへん意味のあるものでした。

中野晃記者、どうもありがとうございました。あらためて御礼申し上げます。

第1回日本翻訳大賞の「選評」が掲載されました。 

日本翻訳大賞のHPに「第1回日本翻訳大賞の選評」が掲載されました。5名の選者のみなさん(柴田元幸・金原瑞人・西崎憲・松永美穂・岸本佐知子の各氏)の思いおもいの選評を拝見することができます。
受賞から半年が経過していますが、この選評を読ませていただきますと、あらためて受賞の喜びがわき上がってまいります。と同時にとても励まされます。
次回の翻訳書の予定は現在のところ立てることはできませんが、いずれ僥倖があるはずです。そのことを信じて進むだけです。

ところで、韓国現代小説の『カステラ』が大賞を受賞したことで、少しは韓国文学への興味関心が高まったことと思います。少しずつではありますが、日本で翻訳出版の点数が増えてもいます。ぜひ、こうしとた流れが確かなものになることを願わずにはいられません。

そしてなにより、日本翻訳大賞がこれからも継続していきますように。その間にもう一冊ノミネートされるように頑張ります。

第7回韓国文学読書感想文コンテストの課題図書に『カステラ』が選ばれました。 

第7回韓国文学読書感想文コンテストの課題図書に『カステラ』が選ばれました。
『カステラ』感想文を書いて韓国へ行こう!
第7回(2015年度)韓国文学読書感想文コンテストの課題図書に『カステラ』が選ばれました。
審査委員長は、早稲田大学教授で、翻訳家の松永美穂さんです。また、彼女は第1回日本翻訳大賞の選考委員でもあります。ぜひ、『カステラ』をお読みになったみなさんは、応募してみてください。できることなら、私も応募作品を読んでみたいのですが(笑)。

『script』summer2015で「日本翻訳大賞」が特集されています。 

『script』summer2015で「日本翻訳大賞」が特集されています。
まだまだ続きます。
日本翻訳大賞の受賞記事。
紀伊國屋書店出版部発行の『script』の2015年夏号で「日本翻訳大賞」が特集されていますので、一部ではありますが、ご紹介させていただきます。
本誌は、フリーマガジンで、紀伊國屋様の店舗でお求めください。連載陣は多彩で、読み物として、とても楽しめる内容になっています。
恥ずかしながら、本誌の存在を存じ上げておりませんでした。反省。これからは、できるだけ毎回入手したいと思っています。

2015年6月14日付『朝日新聞』の「ニュースの本棚」での紹介記事 

2015年6月14日付『朝日新聞』の「ニュースの本棚」での紹介記事
日韓国交正常化から50年。
あらためて隣国関係を見つめ直してほしい。
6月14日(日曜日)付『朝日新聞』の「ニュースの本棚」で、太田修氏の『日韓交渉 請求権問題の研究』が紹介されましたので、その記事を掲載させていただきます。
評者は吉澤文寿氏です。紹介いただきました『日韓交渉 請求権問題の研究』と、評者の吉澤氏自身の『戦後日韓関係 国交正常化交渉をめぐって』は、今月末に新装新版が刊行されますので、いましばらくお待ちください。価格と体裁は変更ありません。

2015年6月4日付『東京新聞』(夕刊)の「日本翻訳大賞」の紹介記事 

2015年6月4日付『東京新聞』(夕刊)の「日本翻訳大賞」の紹介記事
授賞式から、はや1ヶ月半が経ちました。
でも、今なお昨日のことのようです。
6月4日(木曜日)付『東京新聞』の「日本翻訳大賞」の紹介記事を掲載させていただきます。ご覧ください。
4月19日(日曜日)の「日本翻訳大賞」授賞式から、はや、というか、まだ、というか、1ヶ月半が経ちました。
この「東京新聞」での翻訳大賞授賞式の紹介で、首都圏の主要新聞のすべてで「日本翻訳大賞」の紹介がおこなわれたことになります。
この記事のことは、2014年9月27日号の『図書新聞』に掲載された「カステラ」の書評執筆者の井上春樹さんに教えていただきました。
井上さんの書評は、『カステラ』についての、初めての本格的な書評でした。その記事は、この「書評・ニュース」欄にございますので、ぜひお読みになってみてください。

2015年5月12日付『毎日新聞』(夕刊)の「日本翻訳大賞」の紹介記事 

2015年5月12日付『毎日新聞』(夕刊)の「日本翻訳大賞」の紹介記事
授賞式当夜は、受賞者のみなさんがよい表情をされていました。
5月2日(火曜日)付『毎日新聞』の「日本翻訳大賞」の紹介記事をアップさせていただきます。この記事では、受賞者と、「日本翻訳大賞」の発案者で翻訳家の西崎憲さんのお写真が掲載されております。これで、新聞紙面での紹介はほぼ出尽くしたことになります。

『カステラ』コメント大賞発表 

どれもがすばらしい作品に感動いたしました。
コメントをお寄せいただいた皆さま、どうもありがとうございました。
深く感謝申し上げます。

お待たせいたしました。
皆さまからお寄せいただきましたコメント7作品の中から、大賞を以下の3作品に決定いたしましたので発表させていただきます。

(ヒグマさん)
「淡々と奇想天外、それでいてホロリ。下品そうで、哲学的。不可解と思いきや、懐かしい。」

(西ケ谷由佳さん)
「既存の海外文学というくくりの重力からのがれて、この本は自由に浮かんでいるように思える。」

(野口綾乃さん)
「青空を見上げると月が出てた。今すぐ冷蔵庫に入れたいと思った。韓国に好きな作家ができた!!」

●上記3作品には、『カステラ』カバーの写真に使いましたカステラと同じ販売店の商品を後日、発送させていただきます。どうぞお召し上がり下さい。

※大賞の3作品につきましては、翻訳者の斎藤真理子さんにもご意見をいただき、最終的には発行者の文弘樹が決定させていただきました。
今回、7作品という少数のご応募でしたが、それぞれに素晴らしい作品ばかりで、そのなかから3作品を決定するのは、たいへんに悩みました。すでに『カステラ』をお読みいただいた方だけではなく、これからお読みいただく方のことも念頭に置き、選考させていただきました。 「日本翻訳大賞」の選考委員の皆さまのお気持ちがほんの少しわかったような気がします(失礼ながら)。

なお、残りの4作品を合わせまして、当初のお約束通り、増刷の際には、帯やカバーの折り返しなどに、全作品を掲載させていただきます。万が一、増刷をしない場合でも、全コメントを掲載した帯を新規で作成いたします。皆さまには、追ってご連絡差し上げます。

2015年5月12日付『朝日新聞』(夕刊)の「日本翻訳大賞」の紹介記事 

2015年5月12日付『朝日新聞』(夕刊)の「日本翻訳大賞」の紹介記事
授賞式から、はや1ヶ月が経ちました。
5月12日(火曜日)付『朝日新聞』の「日本翻訳大賞」の紹介記事を掲載させていただきます。ご覧ください。
選考委員のみなさんの笑顔を拝見すると、授賞式当日のことが鮮明に思い出されます。はや、1ヶ月前のことになります。

『カステラ』コメント大賞が無事に終了いたしました。 

素晴らしいコメントの数々ありがとうございました。元気をいただきました。

5月8日(金曜日)まで募集しておりました、「『カステラ』コメント大賞」が無事終了いたしました。あとは、大賞の発表をおこなうだけとなりました。
ご応募いただきました皆さま、ほんとうにありがとうございました。

発行者の思いつきの企画にお付き合いいただきましたこと、深く感謝申し上げます。できれば、ご応募いただいた、おひとりお一人と直接お会いしてお茶でも飲みながら、御礼もこめて、いろいろなお話をさせていただきたい気持ちでいっぱいです。

さて、あとは皆さまからお寄せいただきましたコメントを精一杯吟味させていただきます。

当初、お約束していたことは、必ず守ります。

2015年5月5日付『読売新聞』の「日本翻訳大賞」の紹介記事 

2015年5月5日付『読売新聞』の「日本翻訳大賞」の紹介記事
『カステラ』表紙のエピソードまで紹介いただきました。
5月5日(火曜日)付『読売新聞』の文化・文芸欄に掲載された「日本翻訳大賞」の紹介記事をアップいたします。執筆は待田晋哉記者。『カステラ』の表紙のエピソードにも触れていただいております。
待田さんとは、当日の会場で、少しばかりお話させていただきました。山内記者とご一緒に取材にお見えになっていました。どうもご苦労さまでした。記事の最後に引用されている市川真人さんの言葉にはうなずかされます。

『カステラ』コメント大賞の知らせ 

大賞には「カステラ」がやって来る。
ぜひご応募ください。

  読者の皆さまからの熱い応援によりまして、パク・ミンギュ著『カステラ』(ヒョン・ジェフン、斎藤真理子訳)が、このたび第1回「日本翻訳大賞」を受賞することができました。どうもありがとうございました。

 そこで、熱い応援をいただきました皆さまから、『カステラ』へのコメントをいただきたいんです。どこが良かったのか、ここが面白い、などのコメントを寄せていただきたいんです。また、キャッチコピーでもけっこうです。
 
 いただいたコメントを、増刷時に「バージョン2」として作る帯、ないしは、書物自体の見返し(カステラの表紙の紙をめくっていただいたところの黄色い二枚の紙のことです。裏にもあります)とか、カバーの袖口(折り返し)などに掲載させていただきたいのです。
 但し、その箇所の判断は弊社が決めさせていただきます。掲載箇所の実際は変更になる場合もありますので、そのことはご了解くださいませ。


【要旨】
①文字数は、44文字以内(つまり最長で)で、お名前を必ず明記してください。お名前は、本名・ペンネーム・ツイッターのアカウントなど何でもよろしいです。

①原則として、いただいたコメントはすべて掲載させていただこうと考えています。それゆえ、かなりの数のコメントをいただくことになりましたら(どうしましょうか)、文字の大きさが小さくなりますが、レイアウトやデザインは弊社におまかせいただきます。また、お名前やアカウント名などの読み方が不適切だと弊社が判断したものについては、掲載をお断りします。その判断の基準は弊社の基準です。客観的なものではありません。

③また、いただいたコメント、コピーにつきまして、意味が不明で掲載にふさわしくないと思ったものについては、掲載いたしません。これも判断の基準は弊社の基準です。また、コメントについて手をいれさせていただく場合もございます。それについては、お送りいただいた方にお知らせいたします。

③期間につきましては、5月8日(金曜日)とさせていただきます。

※なかなか増刷しなかったらどうなるのか、というご質問は当然あおりだと思います(笑)。
その場合でも、時期を判断して、その時の在庫分の帯は新しくいたしますので、その帯に掲載させていただきます。その場合は、いただいたすべてのコメントが掲載できない可能性が生まれます。そのことだけはご了解くださいませ。

 そして、いただいたコメント、コピーの中から「うまいな」と思ったもの3つにつきましては、「『カステラ』コメント大賞」として景品をお送りします。
 
 はい、コピーをお寄せいただいた方が、3名ないしは、それ未満の場合は、すべて大賞となりますので、景品が届きます。
 
 もちろん、その景品は、本書『カステラ』のカバーに使っているものと全く同じ、吉祥寺のお店で売っているカステラです。万が一、そのお店がなくなっていましても、必ずカステラをお送りします(皆さまご承知のように吉祥寺のお店は盛衰が激しいんです)。また、当選は景品の発送をもって代えさせていただきません。はっきりとお知らせいたします。どうぞ、ご安心ください)。

 以上の趣旨にご賛同いただける皆さまは、コメント、キャッチコピーを下記弊社のメールアドレスまたは、ツイッターアカウントまでお送りください。HPのお問い合わせには送信しないでください。

 info@cranebook.net

 https://twitter.com/cranebook

【お送りいただく上でのご注意】
 件名は「カステラコピー」としてください。
 メールでお送りいただく場合は添付ではなく、メール本文に書いてください。
 添付されたものは、上記の件名でも削除させていただきます。

 では、以上、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

2015年4月19日に「第1回 日本翻訳大賞」の授賞式が開催されました。 

2015年4月19日に「第1回 日本翻訳大賞」の授賞式が開催されました。
満員の参加者で大いに盛り上がりました。
第1回目の授賞式が無事に終了いたしました。
4月19日に新宿紀伊國屋様のサザンシアターにおいて「第1回 日本翻訳大賞」の授賞式が開催されました。
会場は満員でした。使えない席もありましたので、350名近くの方にお越しいただきました。
どうもありがとうございました。

当日の様子は、お写真などを使って、あらためてご案内いたしますので、ここでは、当日のプログラムをご紹介いたします。
あっという間の、とても充実した2時間でした。

日本翻訳大賞が、2回、3回~と続いていきますように。

ところで、高校野球のように、前年度優勝校は地区予選敗退でも本戦の開会式に招待されるみたいに、第2回授賞式に前年度大賞受賞ということで、お招きいただくことはできませんでしょうか。そうですよね、できないですよね(笑)。

パク・ミンギュ『カステラ』が「第1回日本翻訳大賞」の大賞に選ばれました。 

パク・ミンギュ『カステラ』が「第1回日本翻訳大賞」の大賞に選ばれました。
パク・ミンギュ著『カステラ』が「第1回日本翻訳大賞」の大賞に選ばれました。パトリク・オウジェドニーク著『エウロペアナ:二〇世紀史概説』阿部賢一・篠原琢の両氏訳(白水社)との同時受賞です。たいへんうれしいです。長年、韓国の現代文学に興味を持ってもらえる書物を刊行したいと念願していた折に、この『カステラ』と出会いました。それから出版までにいろいろなハードルを越えて、ようやく刊行できたのが、昨年(2014年)の4月のことです。
それから1年後にこんな朗報をいただくとは夢にも思っておりませんでした。

今回の受賞までには、いろいろな方々の応援がありました。いちいちお名前は挙げませんが、おもしろいと言ってくださり、読書会をもっていただいたことも何度かありました。そうした方々のお力で、なんと「大賞」を受けることになりました。ありがとうございました。

そして、「日本翻訳大賞」の選考委員の五名の方々、西崎憲・金原端人・岸本佐知子・柴田元幸・松永美穂の各氏に感謝申し上げます。選考していただきありがとうございました。

さらに、翻訳者のヒョン・ジェフンさん、斎藤真理子さん、おめでとうございます。やりましたね。

最後に、今回のことなどを契機にして、韓国文学、東アジアの文学がどんどん訳され、もっともっと読まれ、新しい翻訳者が次々に生まれることを祈念しています。

だって、隣国なんですから。



パク・ミンギュ『カステラ』が「第一回日本翻訳大賞」の最終候補作に選ばれました。 

パク・ミンギュ『カステラ』が「第一回日本翻訳大賞」の最終候補作に選ばれました。

文学は政治を救う

驚きと共に、たいへんうれしいことが起こりました。
パク・ミンギュ『カステラ』が「第一回日本翻訳大賞」の最終選考候補作に選ばれました。韓国と中国(『愉楽』河出書房新社)の現代小説が一冊ずつ候補に残っています。たいへんうれしいことです。東アジアの文学がこれからもっともっと読まれてほしいです。そのためのきっかけに今回のことがなれば、こんなにうれしいことはありません。

北海道新聞3月30日朝刊・広告 

北海道新聞3月30日朝刊・広告
辻内千織さん、どうもありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
『北海道新聞』3月30日の朝刊広告です。しつこく「佐藤泰志作品集」と一部に熱狂的に支持をいただいている「カステラ」の二本です。
とくに「カステラ」には、3月いっぱいまで立川のオリオン書房ノルテ店文芸書仕入れリーダーとしてお勤めの、辻内千織さんのコメントを掲載させていただきました。コメント掲載を快く了解いただき、辻内さん、どうもありがとうございました。4月からの新しい道に幸多きことをお祈りいたします。
そのためにも「カステラ」をもっともっと知らしめないといけません。コツコツがんばります。

パク・ミンギュ『亡き王女のためのパヴァーヌ』の日本語版が刊行されました。 

『カステラ』の作者・パク・ミンギュの『亡き王女のためのパヴァーヌ』の日本語版が刊行されました。長編です。
発行元は現代韓国の文学を精力的に日本に紹介されている「クオン」。翻訳者は吉原育子さん。彼女は、小説から実用書、そして児童向けの書物と多岐にわたる韓国の書物を翻訳されています。

ぜひ、みなさんお読みになってください。『カステラ』とは、また違ったパク・ミンギュの魅力を感じ取ってもらえるはずです。私も楽しみに読ませていただきます。
吉原さん、翻訳お疲れ様でした。

第5回Twitter文学賞~2014年、私が選んだこの1作(海外編) 

第5回Twitter文学賞の海外編で『カステラ』が4票をいただき、第16位にランクインしておりました。
投票いただいた皆さまどうもありがとうございました。
じつは私はそのことを、つい最近まで知らなかったのです。
それにしても、複数票をいただいておったとは、それはそれはうれしいかぎりです。
ともかく、『カステラ』をもっと手に取ってもらうようにすることと、韓国現代文学の第二弾を実現しないといけません。
先は長いのですが、進んで行きます。

『カステラ』が日本翻訳大賞の二次選考に進みました。 

『カステラ』が日本翻訳大賞の二次選考に進みました。
昨年に立ち上げられた「日本翻訳大賞」の二次選考に『カステラ』が進みました。一般の読者の幾人かの方から推薦をいただいたようです。とてもうれしいです。
現代韓国の小説を翻訳出版したいと考えてから、数年の歳月を要しました。そしてやっと実現できたのが、この作品『カステラ』です。苦労した甲斐があったというものです。
選考対象になった以上は大賞をめざしたいのですが、そのことよりもまずなにより、ノミネートされたことで、一人でも多くの方に韓国文学に興味を持っていただければ、それに勝る喜びはありません。

毎日新聞2015年2月6日朝刊・広告 

毎日新聞2015年2月6日朝刊・広告
『毎日新聞』2015年2月6日の朝刊広告です。
「そこのみにて光輝く」の毎日映画コンクールでの快挙をお祝いするのと、
『佐藤泰志作品集』の存在を改めて告知するための広告出稿です。
また、コンクールで大賞を受賞した「私の男」の熊切和嘉監督のお名前も「海炭市叙景」にからめて。

2015年1月10日付『読売新聞』夕刊での「佐藤泰志復権」の記事 

2015年1月10日付『読売新聞』夕刊での「佐藤泰志復権」の記事

佐藤泰志ブームはまだまだ続きます。
「そこのみにて光輝く」がキネマ旬報ベストワン(2014年公開作品)に選出。

新年早々の1月10日付『読売新聞』夕刊の「佐藤泰志復権」の記事を紹介いたします。執筆は論説委員の天日さん。この記事に関して電話取材を受けました。

2014年ありがとうございました。 

みなさま、2014年もありがとうございました。
新年は、2015年1月5日より業務を開始いたします。
2015年という年は、戦後70年、日韓国交正常化50年の節目の年です。
その節目の年に巡り合ったことを僥倖と思い、2015年も業務を遂行いたします。
みなさまのかわることのないご支援をよろしくお願い申しあげます。
新年の第一弾の刊行には、戦後日韓関係を考える上で新たな視点を提示する
『戦後東アジア地域構想の原点と日韓関係』(仮題)を予定しております。
どうぞご期待ください。

図書出版クレイン
文弘樹
2014年12月30日

福間健二『佐藤泰志 そこに彼はいた』が刊行されました。 

福間健二『佐藤泰志 そこに彼はいた』が刊行されました。
『佐藤泰志作品集』に解説を寄せていただいた福間健二さんの新刊『佐藤泰志 そこに彼はいた』(河出書房新社)が刊行されました。400頁をこえる大著です。佐藤泰志の中学時代の文集の文章から、晩年の(とはいっても41歳までしか生きていませんが)星と蜜/虹までの作品を解説のようにひもときながら、その生涯をたどっています。
かつて、福間さんからは、佐藤泰志の評伝を書こうと思っているが、書けずにいる、ということをお聞きしていましたから、なにか強力な起爆要素があり、それに駆動されるままに渾身の思いを込めて書き進まれたのでしょう。そんな勢いが感じられる力作です。ぜひみなさん読んでみてください。

さて、本書を前にして、ついにここまで来たかというのが正直な思いです。2007年から、現在で7年が経ちました。あっというまの怒濤のような日々でした。

佐藤泰志さん、あの世から見ていますか。叫んでいますか。ただ、ほほえんでいますか。
ははは、ひょっとして、福間、絶交だ、って言っているんじゃないでしょうね。わはは。

『184magazine』で「まちの力 ひとの力」が紹介されました。 

『184magazine』で「まちの力 ひとの力」が紹介されました。

小金井・こがねい・コガネイは面白い

東京小金井市の魅力を発信するフリーペーパー『184magazin』vol.6で『まちの力 ひとの力 変える試みる小金井の人たち』が紹介されました。ちなみに、「184」は小金井市の郵便番号の最初の3ケタの数字です。「やっぱり地元はスゴイ!」のひと言です。

また同紙は、「こがねいを再発見するフリースタイル・ペーパー」とも銘打っています。そう「こがねいの再発見」なんです。これこそ『まちの力 ひとの力』のコンセプトです。これからも、『184magazin』が小金井市の「地元力と魅力」を思い存分、そして思いっきり楽しく紹介していってくださることを期待しております。

連絡先→「184こがねい編集室」

東京新聞2014年10月7日朝刊・広告 

東京新聞2014年10月7日朝刊・広告

カステラは私の大好物なんです。

『東京新聞』10月7日朝刊の広告です。「カステラ」の読者を何とか増やしたいというのと、小金井市の人々の活動を紹介した地域本の告知を少しでも広げたいという思いからです。

2014年9月27日号『図書新聞』の「カステラ」書評 

2014年9月27日号『図書新聞』の「カステラ」書評

良質のドラマの脚本を読んだようだ!

2014年9月27日号『図書新聞』掲載、井上春樹さんによる「カステラ」書評を掲載いたします。井上さんには、かつて『震災と治安秩序構想』を同紙で書評していただいております。
とても面白い書評ですので、ぜひご覧ください。

2014年8月31日『信濃毎日新聞』書評欄の「カステラ」紹介記事 

2014年8月31日『信濃毎日新聞』書評欄の「カステラ」紹介記事

韓国の小説も面白いんですよ。
まず読んでみてください。

8月31日付『信濃毎日新聞』書評欄の「カステラ」紹介記事を掲載します。
短いもので、共同通信の配信ですが、執筆していただいた記者さんは、この小説のことをよくわかっていらっしゃる。
「現代韓国文学の《おいしさ》がぎゅっと詰まった一冊」との評。そのとおり。

2014年9月2日『朝日新聞』夕刊の呉美保監督の記事 

2014年9月2日『朝日新聞』夕刊の呉美保監督の記事

呉美保監督が「そこのみにて光輝く」で第38回モントリオール世界映画祭の最優秀監督賞を受賞しました。

第38回モントリオール世界映画祭において、佐藤泰志原作「そこのみにて光輝く」で最優秀監督賞を受賞した呉美保(オ・ミボ)さんのスピーチが紹介されている記事を掲載いたします。次のようなスピーチです。

「芥川賞を5回も落選した方で、その後に自殺されました。小説が映画になり、国際的な賞を受けたことを私は皮肉だなと思いました。佐藤さんが報われたような気がして胸がいっぱいです。佐藤さんにおめでとうございますと言いたい」

呉監督の愛情あふれる言葉です。ぜひ、機会があれば映画をご覧になってください。
そして、『佐藤泰志作品集』もぜひお読み下さい。佐藤泰志という作家のことが、これ一冊で理解できます。

2014年8月30日『日本経済新聞』文化面での佐藤泰志紹介記事 

2014年8月30日『日本経済新聞』文化面での佐藤泰志紹介記事

ブームの起点は『佐藤泰志作品集』
主要作品から遺作「虹」までの小説と詩・エッセイまでを収録
著作目録と年譜も付録

8月30日付『日本経済新聞』文化面での佐藤泰志の紹介記事を掲載いたします。『日本経済新聞』では、過去にも、大きな紹介記事を掲載していただいたことがあります。社内に佐藤泰志作品が好きな記者がおられるのでしょうか。まあ、そんなことはどうでもいいことですが。
それに、私は取材を受けたわけではありませんので。
いずれにしても、まだまだ佐藤泰志から目が離せません。次は舞台か映画化か。この記事によると福間健二さんの佐藤泰志に関する評論が刊行予定のようです。
『佐藤泰志作品集』をまだ実購入の方は、この機会にぜひご購入ください。絶対にお得ですから。

「ひとり出版社フェア」が終了いたしました 

「ひとり出版社フェア」が終了いたしました

本のまち・神田神保町にクレインの本が並びました。
大学生で初めて東京に来たときに訪れた神保町です。
この場所に私がつくった本が並ぶなんて、
なんと言っていいかまったくわかりません。

7月22日から8月20日まで、神田神保町の東京堂書店様の1Fで開催されていたフェア「ひとり出版社の100冊とそれをつくった100冊」が終了いたしました。会場に足を運んでいただいた皆さまどうもありがとうございました。またこのフェアのご担当である石井さんに深く感謝申しあげます。このフェアは、11社の版元が自社商品10点を出品し、また、各自が推奨する本を10冊程度挙げ、それが店頭を飾るという企画でした。

私は、終了日前日の19日に会場に顔を出し、石井さんにご挨拶をしてきました。到着したのが、夜の6時すぎでしたが、ゆっくり石井さんとお話することができました。こうした機会でしか、なかなかに神保町まで参ることはできないのですが、これをきっかけに、今後も東京堂様を始め神保町に足を運びたいと思っております。

ともかく石井さん、どうもお疲れ様でした。

●参考までにクレインが推奨し店頭に並んだ9冊を以下に紹介しておきます。
「越境の時 1960年代の在日」(鈴木道彦、集英社新書)
「ハンドブック 子どもの権利条約」(中野光/小笠毅 編著、岩波ジュニア新書)
「戦争記憶の政治学」(伊藤正子、平凡社)
「和解のために」(朴裕河、平凡社ライブラリー)
「異邦人は君ヶ代丸に乗って」(金賛汀、岩波新書)
「ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件」(中村一成、岩波書店)
「死刑の基準 「永山裁判」が遺したもの」(堀川惠子、日本評論者)
「詩のこころを読む」(茨木のり子、岩波ジュニア新書)
「明るい夜」(黒川創、文春文庫)

●次の4点も推奨したのですが、現在品切れでした。
「黄落」(佐江衆一、新潮社)
「李珍宇 全書簡集」(朴寿南 編、新人物往来社)
「日本国憲法誕生 知られざる舞台裏」(塩田純、NHK出版)
「何が私をこうさせたか 獄中手記」(金子文子、春秋社)
以上です。

『週刊金曜日』6月27日号の「佐藤泰志ブーム」の紹介記事 

『週刊金曜日』6月27日号の「佐藤泰志ブーム」の紹介記事
『週刊金曜日』の紹介記事を掲載したします。執筆者は本田健彦さん。クレインの事務所まで来ていただき、ていねいに取材をしていただきました。さて、「佐藤泰志ブーム」という現象は、まだまだ続くのでしょうか。それは誰にもわかりません。いずれにしてもみなさん、『佐藤泰志作品集』をぜひお読み下さい。

北海道新聞2014年6月28日朝刊・広告 

北海道新聞2014年6月28日朝刊・広告
『北海道新聞』6月28日朝刊の広告です。「佐藤泰志作品集」一本。そう、忘れてはいけません。この作品集こそ、佐藤泰志の復活を決定づけたのですから。当作品集はつねに、わが社クレインのそばにあります。今回も、広告のコンセプトは、「祈り」です。

『ミセス』2014年7月号での「カステラ」紹介記事 

『ミセス』2014年7月号での「カステラ」紹介記事
6月7日発売の『ミセス』7月号に「カステラ」が紹介されましたので、その記事を掲載いたします。
評者は斎藤美奈子さん。「おもしろいじゃないの!」と述べていただきました。どうもありがとうございます。
「カステラ」の書評はこれからも控えておりますので、あらためて紹介させていただきます。お楽しみに。

京都新聞2014年5月28日朝刊・広告 

京都新聞2014年5月28日朝刊・広告
『京都新聞』5月28日朝刊の広告です。新刊「カステラ」一本。ともかく隣国・韓国の現代小説を読んで欲しい一心からの広告です。
小説を読めばヘイトなど吹っ飛んでいきます。隣国とは仲良くなろうよ。隣人とは助け合おうよ。当然じゃないか。
さあ、ぜひ読んでみてください。

映画『そこのみにて光輝く』4月19日公開 

佐藤泰志原作映画第2弾「そこのみにて光輝く」が4月19日に公開されます。
試写での評判など、たいへん好評のようです。
ぜひ、みなさん足を運んでみてください。
主演・綾野剛の最高傑作という評価が早くも出ています(笑)。
公式サイト

「今井正 戦時と戦後のあいだ」『図書新聞』2014年1月1日特大号の書評 

「今井正 戦時と戦後のあいだ」『図書新聞』2014年1月1日特大号の書評
図書新聞』2014年1月1日号に掲載されました「今井正 戦時と戦後のあいだ」の書評を紹介します。評者は上野昂志氏。

「今井正 戦時と戦後のあいだ」『キネマ旬報』2013年11月上旬号の書評 

「今井正 戦時と戦後のあいだ」『キネマ旬報』2013年11月上旬号の書評
『キネマ旬報』2013年11月上旬号に掲載されました「今井正 戦時と戦後のあいだ」の書評を紹介します。評者は樋口尚文氏。

「今井正 戦時と戦後のあいだ」の紹介記事(『毎日新聞』2013年10月22日・夕刊) 

「今井正 戦時と戦後のあいだ」の紹介記事(『毎日新聞』2013年10月22日・夕刊)
『毎日新聞』2013年10月22日付・夕刊での「今井正 戦時と戦後のあいだ」の紹介記事を掲載いたします。

「書くことの重さ 作家 佐藤泰志」『毎日新聞』2013年10月22日紹介記事 

「書くことの重さ 作家 佐藤泰志」『毎日新聞』2013年10月22日紹介記事
10月22日付『毎日新聞』朝刊の「書くことの重み 作家 佐藤泰志」の紹介記事を掲載します。
紹介者は中澤雄大記者。中澤記者自身が佐藤泰志作品のファンで、『毎日新聞』紙上において佐藤泰志作品やその映画化についての記事をこれまでも何本か書かれています。
また、記事の中で2007年刊行の『佐藤泰志作品集』にも触れていただいています。どうもありがとうございます。

「書くことの重さ 作家 佐藤泰志」の記事紹介 

「書くことの重さ 作家 佐藤泰志」の記事紹介
10月5日からK'sシネマで公開される「書くことの重さ 作家 佐藤泰志」を紹介した記事が、10月1日付『朝日新聞』に掲載されていましたので紹介します。記事の中で『佐藤泰志作品集』にも触れてほしかったところですが、仕方ありませんね。
さて、K'sシネマでは、その『佐藤泰志作品集』も置いていただくことになっておりますので、ぜひこの機会にご購入いただければ幸いです。
では、みなさま劇場でお会いいたしましょう。

『信濃毎日新聞』2013年9月29日「読書欄」記事(共同通信配信) 

『信濃毎日新聞』2013年9月29日「読書欄」記事(共同通信配信)
新刊『今井正 戦時と戦後のあいだ』の書評(共同通信配信の書評記事)が、9月29日の『信濃毎日新聞』に掲載されましたので紹介いたします。

『北海道新聞』2013年9月13日夕刊記事2 

『北海道新聞』2013年9月13日夕刊記事2
『北海道新聞』9月13日夕刊文化面記事続き。もう一面。

『北海道新聞』2013年9月13日夕刊記事1 

『北海道新聞』2013年9月13日夕刊記事1
『北海道新聞』9月13日夕刊文化面の記事を紹介します。
3本の映画、10月公開の「書くことの重み 作家佐藤泰志」、来春公開の「そこのみにて光輝く」、そして2010年に公開された「海炭市叙景」の各監督たちの談話などを通して、佐藤泰志作品の魅力に触れています。二面を使って紹介されていますので、まず一面。

『朝日新聞』2013年9月1日書評欄「ニュースの本棚」記事 

『朝日新聞』2013年9月1日書評欄「ニュースの本棚」記事
『朝日新聞』9月1日付書評欄「ニュースの本棚」の記事を紹介します。2013年の9月1日は関東大震災90年ということで、この記事は震災関係の書籍を紹介しています。評者は尾原宏之さん。尾原さんの『大正大震災』(白水社)も独自の視点から関東大震災というテーマに斬り込んだ力作です。『震災と治安秩序構想』と併せて、ぜひお読みください。
BOOK asahi.comのネット配信記事はこちら→「ニュースの本棚」(関東大震災90年)


東京新聞・中日新聞2013年8月14日朝刊・広告 

東京新聞・中日新聞2013年8月14日朝刊・広告
『東京新聞』と『中日新聞』両紙の8月14日朝刊の広告です。
メインは今井正に関する新刊と佐藤泰志作品集ですが、
佐藤泰志原作の「そこのみにて光輝く」の映画化と映画「作家佐藤泰志 書くことの重さ」の紹介で埋まり、
今井正も含め、さしずめ映画紹介になりました。こんなことがあってもよいでしょう。
佐藤泰志関連の映画は、いずれもヒット・好評を願っています。そうすれば再ブーム到来ですかね。いやはや。
泰志さん、まあ、そんなところです(笑)。

一方、崔盛旭『今井正 戦時と戦後のあいだ』は力作です。
本書は、韓国人の日本映画研究者が日本映画に関して日本語で刊行する、戦後初の書籍です。
そんな書籍を刊行できて、心から幸せに思っています。

京都新聞2013年4月26日朝刊・広告 

京都新聞2013年4月26日朝刊・広告
『京都新聞』4月26日朝刊の広告です。青木雅彦さんの『ハーフ・オプション』は2010年に刊行された本ですが、反戦運動に生涯を賭けた著者の原稿を、友人たちが編集発行した労作です。ぜひ、手に取ってみてください。申し込みは、直接弊社にどうぞ。

「そこのみにて光輝く」映画化決定 

佐藤泰志の小説「そこのみにて光輝く」の映画化が発表されました。6月からロケに入り、公開は来夏の予定とのことです。監督は「オカンの嫁入り(2010年9月公開)」の呉美保さん。佐藤泰志作品の映画化は、2010年12月公開の「海炭市叙景」に続いて2度目です。今回の舞台は夏の函館です。つまり、冬から夏へと舞台が変わります。さて、どんな映画になるのか、いまから楽しみです。
さあ、その前に原作を収録している『佐藤泰志作品集』をぜひお読み下さい。

『震災と治安秩序構想』著者・宮地忠彦氏のドキュメント映像配信 

『震災と治安秩序構想』著者・宮地忠彦さんのドキュメント映像が配信されています。
共同通信社「時の人」の映像ニュースです。
関東大震災の研究者として、震災の記憶の風化と歴史の忘却を拒む必要性を、
東日本大震災から2年後の今、あらためて問う内容です。
ぜひ、ご覧ください。
→「時の人」(3月10日映像配信)
Youtube

図書新聞「震災と治安秩序構想」書評記事 

図書新聞「震災と治安秩序構想」書評記事
『図書新聞』2013年1月1日号(新年特大号)での「震災と治安秩序構想」の書評記事を掲載しました。評者は井上春樹さん。力のこもった書評です。ぜひご覧ください。

宮地忠彦氏「時の人」欄紹介記事 

宮地忠彦氏「時の人」欄紹介記事
『震災と治安秩序構想』で第38回(2012年度)藤田賞を受賞した宮地忠彦氏の共同通信配信「時の人」欄の紹介記事(12月4日「沖縄タイムス」朝刊)を掲載しました。配信記事ですので、これからしばらく全国を縦横無尽に駆け巡ります。お住まい地方の紙面(12月8日「京都新聞」「熊本日日新聞」など)を通じて皆さまのお目に止まることもあると思います。
追記、まだまだ在庫がございます(笑)、ぜひご購入を。→ ご注文

『文芸ブルータス』に佐藤泰志紹介文が掲載 

『文芸ブルータス』に佐藤泰志紹介文が掲載
『ブルータス』12月15日号はたった一度限りの文芸誌『文芸ブルータス』として刊行されました。つまりは創刊号で終刊の文芸誌の誕生ということです。
そこに佐藤泰志のことが紹介されています。紹介者は草彅洋平(東京ピストル)さん。じつは、草彅さんとは、一度吉祥寺でお酒を飲みました。発想豊かなアイディアマンといった感じの方でしょうか。お酒も進み話しは大いに盛り上がったのですが、それはそれ、酒の場というやつで、その後お会いすることはなかったのですが、その彼が紹介してくれていたのですから、驚きと同時に嬉しいかぎりでした。

タイトルは「村上春樹と対極の道を歩んだ小説家・佐藤泰志」。同じ歳の作家であり、同時代の風景が刻印されている両者の作品を読み比べてみることをオススメする趣旨で、『佐藤泰志作品集』にも触れてもらっています。佐藤泰志と村上春樹。共に1949年に生まれ、共に芥川賞の候補になるものの受賞はかなわず。共にその作品が映画化される。前者は、41歳で自ら生を閉じ、後者は、ノーベル文学賞候補。無理矢理に対比させればキリはないのですが、村上春樹が語られるときには、つねに佐藤泰志という作家がいた、ことを忘れずにいて欲しいと思います。

「ただ静かに、美しい人々を描いた」佐藤泰志を。

『おばあちゃんのぼうし』訳者・本城美和子さん紹介記事 

『おばあちゃんのぼうし』訳者・本城美和子さん紹介記事
11月22日付『朝日新聞』大阪本社版で紹介された本城美和子さんの紹介記事を掲載しました。本城さんのこの絵本に対する思いと、彼女の人生を彷彿させる記事になっています。
記事を書いていただいた河合真美江さん、どうもありがとうございました。
『おばあちゃんのぼうし』(商品紹介)
『おばあちゃんのぼうし』(クレイン日記の記事)
※こちらでも記事を読むことができます。→ BOOK asahi com

本の楽市@高円寺フェス2012に出店します 

10月27日と28日の二日間にわたっておこなわれる「本の楽市@高円寺フェス2012」に出店します。共に吉祥寺に事務所をかまえる「夏葉社」さんとの共同出店の形をとります。このフェスは、本の販売だけではなく、シンポジウム「ナショナリズムの誘惑」や福島原発事故に関する連続トークも同時開催され、とても盛りだくさんのイベントですので、ぜひご参加ください。
本と人との楽しい出会いが生まれるはずです
本の楽市@高円寺フェス2012出店を終えて

宮地忠彦氏の東京新聞「この人」欄 紹介記事 

宮地忠彦氏の東京新聞「この人」欄 紹介記事
『震災と治安秩序構想』で第38回 藤田賞を受賞した宮地忠彦氏の東京新聞「この人」欄の紹介記事(9月4日朝刊)を掲載しました。
授賞式は昨日9月3日に市政会館で行われました。→ 藤田賞授賞式

藤田賞 受賞! 

藤田賞 受賞!
2012年の3月に刊行いたしました『震災と治安秩序構想―大正デモクラシー期の「善導」主義をめぐって』が、今年度(2012年、第38回)「藤田賞」を受賞いたしました。弊社書籍初めての受賞になります。

藤田賞の主催は後藤・安田記念東京都市研究所(旧・東京市政調査会) です。ちなみに後藤は後藤新平。安田は安田善次郎のことです。

授賞式は9月3日。私も出版社代表して参加してきます。この賞の存在をご存知ない方のほうが大多数でしょうが、弊社にとっては、地味な研究書を評価していただいたことをたいへんに感謝いたしております。と同時に、この賞の主催団体の創設に、本書でもたびたび登場している後藤新平が関わっていることに深い感慨があります。

5月28日『京都新聞』広告 

5月28日『京都新聞』広告
2012年5月28日付の『京都新聞』の広告です。

アサーティブジャパンがNHKのEテレ「オトナへのトビラ」で紹介されます。 

アン・ディクソン氏の弊社アサーティブ書籍『それでも話し始めよう』『働く女性のためのアサーティブ・コミュニケーション』の監訳者であるアサーティブジャパンが、NHKのEテレ番組「オトナへのトビラ」で紹介されます。特集タイトルは「きらわれない"本音術"」。放映は5月24日(木曜日)の午後7時25分からです。ぜひ、ご覧になってみてください。

震災と治安秩序構想 

震災と治安秩序構想

(『信濃毎日新聞』2012年5月6日「文化欄」より)
(『京都新聞』2012年5月13日「読書欄」より)

「関東大震災での朝鮮人虐殺は、なぜ起きたか?
著者はこれを「警察当局は自警団の暴走をなぜ阻止できなかったのか」と問い掛け、大正デモクラシー期に内務省の「学士官僚」が警察改革を掲げて推進した「善導」主義という治安秩序構想の挫折と関連があったとみる。
「現在の問題を考察するための先行事例として、関東大震災の経験から学ぶべきものは多い」と著者。10年以上かけてまとめ上げられた研究所で、重厚な内容だ。その問題提起も、また重い。」

佐藤泰志作品集 佐藤泰志 著

『有鄰』(横浜の書店チェーン「有隣堂」の広報紙、2011年1月1日)
第512号 P2 佐藤泰志がいた/海辺の想像力

今週の本棚・この人この3冊:佐藤泰志=福間健二・選

時事通信配信(「京都新聞」2010年10月23日)
jijitsushin.jpg
「西日本新聞」(2007年12月2日・佐藤洋二郎氏評) 「北海道新聞」(2007年12月9日・川本三郎氏評)
nishi.jpg hokaido.jpg
「東京新聞」2007年11月24日・掲載記事より 「毎日新聞」11月26日 川村湊氏「文芸時評」より
oonami11.24.jpg mainaci11.26.jpg
読売新聞」2007年11月13日・掲載記事より 「朝日新聞」2007年11月18日・掲載記事より
yomiuri11.13.jpg asahi11.18.jpg

「北海道新聞・2007年10月9日」掲載記事より
071009hokkaido.jpg

「朝日新聞・2007年10月25日・加藤典洋氏<文芸時評>」掲載記事より
071025kato.jpg

在日朝鮮人問題の起源 文京洙 著

在日朝鮮人問題の起源

(「日本経済新聞・2007年4月8日」掲載記事より)

近代以降の日本社会は在日朝鮮人の存在をどうとらえ、その中で彼ら自身の意識はどう変化してきたのか。幕末・明治期の日本人の朝鮮観の変化に始まり、一九一〇年代後半からの移民急増期、戦後の高度成長期を経て八〇年代後半以降の現代までを検証する。
著者は在日二世の立命館大教授。各種の記録や在日の作家による小説に加え、著者の体験に根ざした記述もあり、在日コリアンの精神史としても読める。韓流ブームの背景など最近の話題にも触れている。

「凍える口 金鶴泳作品集Ⅰ」「土の悲しみ 金鶴泳作品集Ⅱ」の紹介記事 

bookimg06.jpg bookimg07.jpg

「死を生きつつ悲しみ凝視 『金鶴泳作品集』が完結」


読売新聞(2006年8月19日付・夕刊)

執筆は(待)のペンネームの待田晋哉記者

yomiuri.jpg

朝日新聞(2006年10月4日付・夕刊)

執筆は白石明彦記者

asahi.jpg

お二人はともにシンポジウム「今、金鶴泳文学をめぐって」にご参加いただきました。 それぞれにすばらしい紹介文を執筆されています。ぜひご覧ください。

日本経済新聞(2006年9月24日付)

「群像」2006年10月号〔創刊六十周年号〕に坂上弘さんが、金鶴泳が登場する『薄暮』というタイトルの短編小説を寄稿されています。その紹介文も掲載いたします。

gunzo.jpg

「論座」2006年6月号 

「論座」2006年6月号

「論座」2006年6月号(朝日新聞社)に、クレインが紹介されました。
紹介されたのは、「出版魂 」というコーナー。
クレインの「こだわりの」出版物、出版社としてのポリシーなど、まさにわが社の「出版魂」を取材していただきました。

ポッカリあいた心の穴を少しずつ埋めてゆくんだ 加藤典洋 著

ポッカリあいた心の穴を少しずつ埋めてゆくんだ

(『東京新聞』2002年5月5日読書欄より)

最近のエッセー、評論などを収録した本書のタイトルは、昨年9月11日以降の感覚を示すものとして、フィッシュマンズという解散したバンドの歌詞から取られている。
著者は、埋めてゆくために日常を生きることを尊重する姿勢が何よりも大事なのではないか、と問い かける。日本とは、日本人 とは何か、そしていま日本ではどう生きるべきなのかについて、静かに語る。

ペンと剣 エドワード・サイード著  中野真紀子訳

ペンと剣

(生活クラブ事業連合発行<本の花束>2001年12月号より 一部抜粋)

いま、耳を傾けるべき「理性の声」--「パレスチナ問題」への人間的想像力を育てるために
評者:徐京植(作家)

「オリエンタリズム」(平凡社)や「文化と帝国主義」(全二巻、みすず書房)などの大著で知られるエドワード・サイードは、現代世界における知的巨人の一人といえる。彼は1935年、エルサレムに生まれたパレスチナ人だが、米国籍をもつ裕福な父の下で比較的恵まれて育ち、直接の難民体験をもたない。それでも彼はパレスチナ民衆の苦難に深く共感し、自らをその一員ととらえてきた。パキスタン出身の政治学者イクバール・アフマドは、本書「ペンと剣」に寄せた序文で、サイードを次のように評している

「彼の知的活動を支えている動機は、記憶、抑圧された側の物語(ナラティブ)、そして、支配的な神話や視点が対立する視点(カウンターポイント)を抜きにそのまま歴史となることを断じて許さないという決意です」

 (中略)

本書は「パレスチナ問題」の現在を理解するための必読文献といえる。

だが、本書の価値はそれにとどまるものではない。最良の聞き手を得たサイードの語りは豊富なエピソードをまじえつつ、自らの学問や生き方そのものにまで広がってゆく。
真摯かつ辛辣、ユーモアにあふれ、ときにペーソスさえ漂わせる。それ自体が「抑圧された側の物語」の実践であり、「支配的な神話」に抗する「対立の視点」の提示なのである。

リテレール別冊「ことし読む本」一押しガイド99より

かの「オリエンタリズム」の著者サイードの「人となり」を伝えることが、本書の聞き手バーサミアンの何よりの目的であった。そしてそのことについて、彼は充分成功している。
 サイードはエルサレムに「ある種の普遍性がある」と言い切る。その一方で、パレスチナの特殊性ー「抑圧されたもの=ユダヤ人」による抑圧ーを忘れはしない。オスロ合意以降のアラファトを徹底的に批判しながら、「PLOは離散体験(ディアスポラ)の産物なのです」と主張するサイード、その肉声(人となり)にこそ、ひょっとしたら民主主義の可能性が残されているのかもしれない。

ページのTOPへ戻る

書評・ニュース

  • クレイン日記 - 図書出版クレインの日々の記録
図書出版クレイン

〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-32-9-504
TEL 0422(28)7780  FAX 0422(28)7781
メールでのお問い合わせ、本のご注文は info@cranebook.net